世界で最も香りの高いコーヒーの幾つかがエチオピアで生産すると評価されます。総ての人々の味覚をそそるのがエチオピア・コーヒーと見做されています。豆の粒の大きさ、色合い、酸味、味と香りの幅広い多様性と複雑さは、コーヒーが栽培されている所の異なる生態学的環境の違いと、農民の生産技術の違いによるものです。
 未だその様な品種は発見されてはいませんが、収穫に際しての画期的品質向上特性があり、又、小規模農家がより良い収穫を挙げる事を助ける可能性あるような新しいコーヒーの開発の機会は、大いに有ります。グルメ・プロジェクトの一つの目標は、市場には今まで見られなかったユニークな高品質コーヒーとはどんなものかを明確にし、そのようなコーヒーを生産する事です。
 エチオピアのコーヒーは、従前からは主として「非水洗(ナチュラル)」ですが、世界の市場で、エチオピアの水洗コーヒーに対する需要が、著しく増大しているので、輸出用に多くの水洗コーヒーを生産する事が、このプロジェクトで手掛けられています。
 グルメ・プロジェクト・コーヒーは「リム」と「ウェレガ」からです。「水洗リム・コーヒー」は日本市場では、余り知られておりませんが、実は、高い香りと味と、柔らかい滑らかな酸味と、コクの素晴らしいバランスに優れていると、高い評価を享受している高地産水洗コーヒーです。
 リム・プロジェクト・コーヒーは、有名なコーヒーの町のジンマから約75kmにある、ゆるやかなリム丘陵の「グンマー」と「コサ」の農園から産出されます。これらの農園は、標高1,600m〜1,900mの自然の森林の木陰でコーヒーは成育します。
 この地域は火山性土壌で、コーヒーの栽培密度は疎らで、敷藁が広範囲に使われ、地を覆う豆科の植物は、土壌の肥沃度を維持、向上させるのです。この地域では、コーヒーは本来の成育状態を再現する自然農法の農園で生産されます。この地域から、これらのコーヒーが、農園オリジナルのストレートで提供されるのは、初めての事です。
 しかし供給可能量は限定されます。
「ウェレル・コーヒー」は、マウント・ウェレル(3,200m)の山麓の伝統的な小規模農家により産出されます。森林の木陰で成育し、素晴らしい品質であると長い間に亘って認識されて来ました。この「ウェレル・コーヒー」が、水洗コーヒーとして提供されるのは初めての事で、供給量は限定されます。
 理論上は、これらの総てのコーヒーは有機栽培コーヒーとしての販売は可能ですが、証明制度が未だ構築されておりません。有機栽培証明制度導入の為の広範囲な作業が、スイス政府の資金援助により進められています。



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